その1

2000年位の20歳のころの話。バイトが終わって夜の10時頃、用事は忘れたが富山高岡線を車で富山市方面から呉羽方面にむかって走っていました。しばらく走っていると確かカーマの呉羽店の前あたりだったのですが遠くの方から屋根に荷物を載せた対向車が来ます。遠くからだと何か白いものが揺れながら屋根に載っているように見えます。どんどん近づいてくるとその車が紺色のサーフということがわかり、ルーフキャリアにキャンプ用品でも積んでるんだなと思いました。ただ固定があまいのか荷物が揺れているように見えます。さらに近づいてよく見るとギャルが笑いながらルーフキャリアにしがみついていました。サーフはそのまま走り去っていきました。2000年頃はおおらかな時代でした。

その2

2000年位の20歳のころの話。バイト終わりにバイト仲間3人で遊んでいて小杉にいたのですが夜の1時くらいにそろそろ帰るかとなりました。2人を乗せて僕の車で小杉に来ていたのですがバイト先が婦中にあったのでみんなの車はそこに止めてあります。いつもは大きな道で帰るのですが、先輩が婦中まで帰る近道を知っているというのでその案内通り進むことにしました。その道は詳しくは言えないのですが太閤山の近くの道で細く街灯もないような道でした。夜中の1時で雨も降っていたのでなんか怖い道ですねなんて言っていると小さな村のようなところの田んぼの間の道に出ました。田んぼの間の道で標識もない道なのですが、少し走ると道の脇に白い柱のようなものが見えます。何か看板かなと近づいていくと白い合羽を着た人が、さらに細い脇道にこっちこっちと手招きしていました。恐怖を感じた僕たちはやばい変な人いるとさけびながら逃げました。

余談、昔は怖かったのですが、今考えると近くにあの施設があるのでそれ関係の人が夜に道案内していただけかなと思います。