フジカ

フジカ ハピー KSY-227

たぶん1968年式

ストーブ前面の暖かさは最強かもしれない超オーバーハング反射板を持ったハッピーなモデル

フジカ ストーブ

ハピーのガードは上にあげるタイプです。反射板がへこんでアールを描いている点はラッシーと一緒ですが、ハピーはへこみの中に燃焼筒があります。すべての熱を前方に送りますという設計者の熱を感じます。

フジカ ハッピー

横から見ると、なんと燃焼筒の上にまで反射板が来ています。上に行く熱まで横に送るという。めちゃくちゃ尖った設計が感じられてゾクゾクします。感覚的にハイペットの熱が上に7割、横に3割だとすればハピーは上に2割、横8割です。1m離れても顔が熱いです。

フジカ ハピー

下部のカバーを開けると給油口が現れます。

フジカ 石油ストーブ

火をつけるとこんな感じになります。なんというかフェニックスですよね。灯油消費量はラッシーのほうが多いですがストーブの前面で感じる熱量はハピーのほうが上だと思います。

左がラッシーで右がハピーです。

ハピーの燃焼筒をひっくり返したものです。板に空いた穴が中央に寄っています。熱気の対流を起こしづらい構造の燃焼筒なのでハピーは前方への赤外線の放射に特化したモデルだと思われます。

フジカ キャンプ

キャンプチェアと大きさ比較

フジカ キャンプ

ハイペットとの大きさ比較

コメリに売っている台車がちょうどで移動の時や保管やディスプレイの時に便利です。

※絶対に上に乗せたままストーブを使用しないでください。

まとめ

ずっとハッピーてよんでいたのですが、ハピーが正式みたいです。あらためて見るとすごい尖った設計だなーとめちゃくちゃ好きになってしまいました。椅子を前において座っていると暖かいので寝てしまいそうになります。取っ手が横だけなのとお湯が沸きづらいのでキャンプにはあまりもっていかないのですが、ガレージであったまるときは最高です。

※野外で使うかは自己判断でお願いします。※絶対に密閉したテント内でストーブを使ってはいけません。