ストーブの形式の違い

ストーブには種類がたくさんあるので、ここでは石油ストーブの熱放射式と対流式について書きたいと思いますが、ストーブのプロではないので眉唾で聞いてください。テツオミシンの言うことを信じてはいけない。自分で確かめることが大事~。

赤熱放射式

赤熱放射型はストーブの芯から出る炎の上に燃焼筒を置いて燃焼筒の中と上部に設置してある金属の板・コイル・ネット等を熱して赤化させ炎の熱を赤外線がよく出る状態に変えている形式。

赤熱放射線型でも燃焼筒内部の構造で違いがあり、燃焼筒の中の板の穴の位置で対流が起こりやすいものと起こりにくいものがある。

対流が起こりづらくし赤外線を反射させやすくするもの(ハピー、ファミリー)

 

対流が起こるようにして天板で調理出来たりする様にしたもの。(ラッシー、エース、ハイペット)

 

※ラッシーは反射式の形をしているが燃焼筒の内部は対流が起きるタイプなので、多分バランスよく前も暖かいし対流も起きるようにしていると思われる。ただし火をつけた事がないので分からない。

※赤熱放射式の中で対流の起きやすいものでも、もともと対流式と呼ばれているストーブほどは対流が起きない。

写真の左が対流の起きやすいもので小さい穴が板の端によっている。右が対流が起きにくいもので小さい穴が中央によっている。

対流式

対流式はストーブの芯の火そのものの熱で温めるストーブ。ストーブ全体を筒状にしてその中で炎を燃やすことによって上部の天板と筒の側面を効率良く温めている。赤外線も出ているが金属を赤化させたりしていないので熱放射式よりストーブ横での暖かさは感じにくい。ストーブの長さが長いのは天板が熱くなりすぎるのを防ぐ為だと思う。(勝手な推測)

ただストーブ全体も暖まるので、よく対流式と言っているのは、輻射対流式でもいいんじゃないかなとおもうのですがどうなんでしょうか?排気熱も利用しているのでそもそも対流でも輻射でもないんですかね?わかりません。(薪ストーブの対流式は燃焼室の外側に板をつけて燃焼にはかかわらない空気を温めて対流させるタイプのことをいう)

キャンプでの使用感

これは個人的な感覚なので好きなものを使えばいいし、使いにくかったらいろいろ工夫する

楽しみができるのでどっちでもいいのですが、めんどくさいのが嫌いな自分としては、赤熱放射式のほうが楽かなと思います。

テントで使うとしたら一酸化炭素が怖いと思いますが、一酸化炭素は空気より軽いので上にたまります。なのでテントの上部に排気口をつけるのですが、対流式は熱を上にあげる割合が高いので暖を取るという点では効率が悪いように感じるからです。

※一酸化炭素は無色無臭なので出ていても気づきにくいです。芯を出しすぎて出る煙とは別物です。

※テントでの使用は大変危険です。ここに書かれているテントはそれ専用にセッティングし、安全対策がしっかりととられたテントのことをさしていますので、一般的に販売されているテントで石油ストーブ使用OKのもの以外のテントでの石油ストーブの使用はしてはいけません。

キャンプ使用での注意点

・屋外使用禁止と書いてあるものは使わないこと。

・一般的にうっているタンク分離式はほんのちょっと傾けただけで灯油が漏れるので持ってくのはめんどくさいです。

・車に積んで運ぶ場合どんなに漏れない構造のストーブのものでも少し車の窓を開けておく。

・ストーブの吸気は本体の下側にあるのでそこをふさがないようにする。テントも密閉せず常に新鮮な空気が入るようにする。排気口はテントの上部につける。雪が積もってきた場合は両方ふさがないように注意する。

・テントは大きいものでも住宅の部屋と比べると体積が小さいので不完全燃焼などを起こした場合即死亡に繋がるということを肝に銘じておく。